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調査報告


労働事情実態調査  〜平成24年度報告〜



15.高年齢者雇用

 60歳以上の高年齢者雇用については、全産業で「雇用している」79.0%、「雇用していない」21.0%となっている。
 業種別では、製造業で「雇用している」84.9%、非製造業で「雇用している」73.1%となっており、規模別では、規模が大きくなるにつれて「雇用している」事業所の割合が増加している。


第30図表 高年齢者雇用の有無 (pdf 40kb)


 前項で、60歳以上の高年齢者を「雇用している」と回答した事業所に、その雇用形態について尋ねたところ、全産業で「正社員」が46.4%と最も多く、次いで「嘱託・契約者員」43.1%、「パートタイマー」32.0%、「派遣」0.2%の順となっている。


第31図表 高年齢者の雇用形態 (pdf 41kb)


 さらに、60歳以上の高年齢者を「雇用している」と回答した事業所に、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律により高年齢者雇用措置(定年を65歳まで引き上げる、継続雇用制度の導入といった対応)が 義務付けられていることへの対応・措置について尋ねたところ、全産業で「継続雇用制度を導入している」が74.0%で最も多く、次いで「定年年齢を65歳以上に引き上げている」18.6%、「定年の定めを廃止している」5.3%の順となっている。


第32図表 高年齢者雇用措置 (pdf 42kb)


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