| 景況天気図 |
概況 |
| 全体 |
| 9月 |
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季節商品の動きが鈍い状況も散見されるなど、全体的に景況感は停滞。製造業では、原材料等のコスト上昇分の価格転嫁が困難で厳しい経営状況が続く。建設業は、依然、人手不足が著しく工事遅れ等が発生。 |
製造業
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食料品
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パンは、販売量は横ばいだが、販売単価上昇で売上増。菓子はイベント用の注文も順調で昨年並みに推移。製麺は、スーパー等小売販売は低調、一方、業務用の荷動きは良好だが価格転嫁に苦慮。酒造は、普通酒以外の吟醸酒等の特定名称酒の売上は良好。 |
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繊維・同製品
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婦人服地、輸出向け、和装織物は、国内外の展示会を開催し反応に期待。伊勢崎織物は小口商い中心で、原料高を価格転嫁できず経営内容は厳しい。繊維製品は、受注が極端に減少、小売店では売れ残りの夏物を乱売。 |
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窯業・土石製品
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生コンは、山間部で官公需が増加し前年並みの出荷。コンクリートブロックは、住宅着工数が減少気味で今後の需要動向を懸念。コンクリート製品は、出荷が停滞し売上減少。砕石は、売上高・販売価格が上昇傾向だが、ダンプカー不足で輸送料が高騰するなど、収益状況は改善せず。 |
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機械・金属
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仕事量、単価は好転せず、短納期で段取り回数が増加、効率の悪い仕事が多い状況。また、例年以上に在庫を減らす状況が散見。富士重工関連は、輸出は依然好調だが、国内販売向けは前年より落ち込む。プラスチック金型は売上高は微増するも収益増に至らない。 |
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その他
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製材は、販売単価が低下し荷動きも減少、電気料等が上昇し苦しい状況。印刷業は、受注状況は悪化傾向で、特に小規模企業は先行きを不安視。ゴム製品は、自動車部品の試作品の注文が増加傾向にあり、新製品の受注増を期待。 |
非製造業
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卸売業
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建設資材関連は資材高騰と人手不足で工事成約に至らない状況を懸念。タイヤ卸売業は、依然、販売単価の低下が続き、売上高・収益状況ともに悪化。農産物卸は、天候不順で高値が続いたが月後半は前年並みに推移。水産物卸は、さんま等鮮魚の売上が好調。 |
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小売業
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家電小売は、夏物商品が終わり客足鈍る。中古車オークションは、出品・成約ともに好調で収益状況は良好。ガソリン小売は、販売価格は前年より上昇するも、販売量が減少し売上は昨年並み。商店街は週末の通行量が減る中、季節商品の売れ行きも低調。生花小売は、敬老の日ギフト、彼岸の仏花、秋の催事等で比較的良かった。 |
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サービス業
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温泉旅館は、平日の入込に地域差が見られ草津温泉は良好。不動産取引業は、前橋市域の住宅用地の取引が低調で、太陽光パネル設置の引き合いも全くなくなった。賃貸居住用物件は供給過剰が続く。 |
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建設業
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建築工事は受注量は確保するも人手不足が深刻な状況。電気工事業は、小規模の工事が微増、作業員不足だが採用には消極的。塗装工事業は、公共工事の竣工で売上微増だが、人手不足で工事遅延や未着工工事が多発。鉄構業は、人手不足を補うため、機械化を進める動きが散見。 |
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運輸業
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野菜はハウス物・高原キャベツが出荷減、機械関連は微増、自動車部品、電子部品、一般機械の荷動きは活発だが全体的に荷動きは低調。軽油価格の高止まりと車輌・ドライバー不足で厳しい経営状況。小口輸送は、家電関係の依頼が増加、一方、食料品は季節商品の動きが鈍い。 |
情報連絡員だより
平成26年9月の報告 〜 景況感は停滞の中、人手不足感が広まる 〜
