景況天気図 |
概況 |
全体 |
8月 |
![小雨](images/a-k.gif) |
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前月に続き、猛暑と長雨の影響で来店客や来街者が減り、夏物バーゲン等の売れ行きが悪化、また、野菜も高騰し、買い控えが見られた。また、建設業では、依然、人手不足とそれに伴う工期遅延が見られる。 |
製造業
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食料品
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パン・菓子は、暑さによって客足が伸びず販売量の落ち込みが見られる。製麺は、月前半は暑さで乾・生麺とも荷動き良好だが、後半は天候不順で悪化。酒造は、吟醸酒等の特定名称酒の売上は、前年実績を上回った。 |
繊維・同製品
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婦人服地は端境期で例年並みに推移。輸出向けは、引き続き低調。伊勢崎織物は小口商い・補充買いが中心で閑散。繊維製品やニットは、天候不順も重なりバーゲンの売れ行きが悪く低迷。 |
窯業・土石製品
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生コンは、全体的な出荷量が、前年比、前月比ともに下回る。コンクリートブロックは、住宅着工数の落ち込みで出荷状況は低調。コンクリート製品は、前年割れが続く中、今後の公共工事の発注に期待。砕石は、販売価格の上昇もあり売上高も増加傾向だが収益状況は好転せず。 |
機械・金属
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自動車・食品関連は好調、電機は業務用が堅調、しかし親企業が収益確保のため下請企業へのしわ寄せが見られる。富士重工は国内外とも売れ行き好調で生産台数増加、一方、ホンダ関連は落ち込みを不安視。 |
その他
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製材は、販売単価が下落傾向で荷動きも悪化。紙加工品は、東毛地区の自動車関連や、食品関連が好調で、一般品にも少し動きが見られる。印刷業は、原材料が高止まりの中、受注に頼らない提案型製品を手掛ける動きが見られる。ゴム製品は、中堅企業倒産の影響が生じている。 |
非製造業
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卸売業
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高崎卸団地は、2016年卒採用から採用選考スケジュールが変わるため対応に苦慮。太田卸団地は、ソフトウェア関連、一部繊維関連が好調。農産物卸は、台風や長雨の影響で野菜が高騰し取扱量が減少、秋野菜の生育を不安視。水産物卸は、暑さで鮮魚の売れ行きが落ち込む。 |
小売業
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家電小売は、猛暑でエアコンの販売好調。中古車オークションは出品・成約ともにまずまずの状況。ガソリン小売は、前月より販売価格が下落するも、昨年より販売量は減少。商店街は天候不順の影響もあり夏物商品の売れ行きが悪く、また、高値のため野菜の買い控えも見られる。 |
サービス業
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温泉旅館は、お盆期間中の入込は良く昨年並みに推移。不動産取引業は、太田市域の店舗出店は増加傾向で、富士重工の業績も好調だが、賃貸事業用・居住用物件の賃料は横ばい。建物設計業は、昨年並み推移。 |
建設業
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一部の建築工事では、建設費の上昇や人手不足による工期延長等で入札不調が発生。電気工事業は、人手不足が発生する中、猛暑で作業効率低下。塗装工事業は、公共工事の発注で売上は増加するも収益は悪化し、人手不足に伴う工事の遅れ等が発生。 |
運輸業
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全体的に荷動きは低調。野菜は天候不順のため大幅に集荷量が落ち込む。また、軽油価格が高止まりで、特に上旬に高騰し収益状況を悪化させた。小口輸送は、家電関係のチャーター依頼が増え、売上・件数増加。 |