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U 調査結果の概要
1.全体の概況
売上高と収益性を合せたDI平均値(前年同期比)については2.9となり、前回調査(25年
10-12月期)の▲7.7から10.6ポイント上昇している。来期見通しにおいては、9.1ポイント下降して▲6.2となる見通しになっている。
売上高DI(前年同期比)については11.7となり、前回調査の▲5.3から17.0ポイント上昇している。来期見通しにおいては、15.1ポイント下降して▲3.4となる見通しになっている。
収益性DI(前年同期比)については▲5.9となり、前回調査の▲10.0から4.1ポイント上昇している。来期見通しにおいては、3.1ポイント下降して▲9.0となる見通しになっている。
業況DI(前年同期比)については0.0となり、前回調査の▲4.3から4.3ポイント上昇している。来期見通しにおいては、5.5ポイント下降して▲5.5となる見通しになっている。前期比では、「好転」したとする企業が12.2%、「悪化」したとする企業が20.4%で、DIは▲8.2となり、前回調査の1.4より9.6ポイント下降している。同じく前期比での業況見通しは、「好転」するとした企業が15.2%、「悪化」するとした企業が23.2%で、DIは▲8.0となる見通しになっている。
原材料価格DI(前期比)については24.9となり、前回調査の34.6から9.7ポイント下降している。販売価格DIについては2.5となり、前回調査の1.9から0.6ポイント上昇している。資金繰りDI(前期比)については▲9.9となり、前回調査の▲4.3から5.6ポイント下降している。金融機関の態度DI(前期比)については▲2.0となり、前回調査の1.9から3.9ポイント下降し硬化している。
設備投資実施率については27.6%となり、前回調査より2.1ポイント上昇している。業種別で最も高い実施率となったのは、「機械・機器」の43.5%で、目的別では、「増産」が34.0%、次いで「コスト低減」が21.3%、「品質向上」が17.0%、「省エネ」が10.6%となっている。
設備操業率については、前期比で「上昇」したとする企業が17.6%、「下降」したとする企業が18.2%で、DIについては▲0.6となり、前回調査の8.8から9.4ポイント下降している。
全体の景況天気図は「小雨」から「曇」に転じているが、来期見通しにおいては、再び「小雨」に転じる見通しとなっている。
業種別に見ると、「木材・木製品」は22.2と前回調査同様「薄日」、「機械・機器」は17.1と前回調査の「小雨」から「薄日」へ、「窯業・土石製品」は14.8と前回調査の「曇」から「薄日」へ、「プラスチック製品」は14.3と前回調査の「小雨」から「薄日」へ、「食料品」は▲
4.6と前回調査の「小雨」から「曇」へ回復したが、反面、「金属・同製品」は▲5.7と「曇」から「小雨」へ、「紙・加工品」は▲6.7と前回調査の「薄日」から「小雨」へ転じ、「繊維・同製品」は▲20.4と前回調査同様「小雨」となっている。
来期見通しにおいては、「プラスチック製品」が「薄日」域、「機械・機器」、「木材・木製品」、「窯業・土石製品」が「曇」域、「食料品」、「紙・加工品」、「金属・同製品」、「繊維・同製品」が「小雨」域の見通しとなっており、好転とする業種はなかった。
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