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U 調査結果の概要
1.全体の概況
売上高と収益性を合せたDI平均値(前年同期比)については▲7.7となり、前回調査(25年7-9月期)の▲16.2から8.5ポイント上昇している。来期見通しにおいては、12.8ポイント上昇して5.1となる見通しになっている。
売上高DI(前年同期比)については▲5.3となり、前回調査の▲14.8から9.5ポイント上昇している。来期見通しにおいては、13.7ポイント上昇して8.4となる見通しになっている。
収益性DI(前年同期比)については▲10.0となり、前回調査の▲17.6から7.6ポイント上昇している。来期見通しにおいては、11.8ポイント上昇して1.8となる見通しになっている。
業況(前年同期比)については、「好転」したとする企業は14.8%、「悪化」したとする企業は19.1%で、DIは▲4.3となり、前回調査の▲12.0から7.7ポイント上昇している。来期見通しのDIは、8.1ポイント上昇して3.8となる見通しになっている。前期比では、「好転」したとする企業が17.3%、「悪化」したとする企業が15.9%で、DIは1.4となり、前回調査の▲8.2より9.6ポイント上昇している。同じく前期比での業況見通しは、「好転」するとした企業が16.2%、「悪化」するとした企業が21.4%で、DIは▲5.2となる見通しになっている。
原材料価格DI(前期比)については34.6となり、前回調査の22.0から12.6ポイント上昇している。販売価格DI(前期比)については1.9となり、前回調査の▲4.0から5.9ポイント上昇している。資金繰りDI(前期比)については▲4.3となり、前回調査の▲11.1から6.8ポイント上昇し好転している。金融機関の態度DI(前期比)については1.9となり、前回調査の▲4.6から6.5ポイント上昇し緩和している。
設備投資実施率については25.5%となり、前回調査より1.4ポイント下降している。業種別で最も高い実施率となったのは、「プラスチック製品」の80.0%で、目的別では、「品質向上」が29.8%、次いで「増産」が27.7%、「コスト低減」が17.0%、「省エネ」が10.6%となっている。
設備操業率については、前期比で「上昇」したとする企業が22.1%、「下降」したとする企業が13.3%で、DIについては8.8となり、前回調査の▲6.6から15.4ポイント上昇している。
全体の景況天気図は前回同様「小雨」が続いているが、来期見通しにおいては「曇」に転じる見通しとなっている。
業種別に見ると、「木材・木製品」は20.0と前回調査の「雨」から「薄日」、「紙・加工品」は12.3と前回調査の「小雨」から「薄日」へ、「窯業・土石製品」は1.2と前回同様「曇」、「金属・同製品」は▲1.4と「小雨」から「曇」へ、「プラスチック製品」は▲10.0と前回調査の「曇」から「小雨」、「機械・機器」は▲12.2と前回同様「小雨」、「食料品」は▲24.0と前回調査の「雨」から「小雨」、「繊維・同製品」は▲25.0と前回調査の「雨」から「小雨」となっている。
来期見通しにおいては、「窯業・土石製品」、「木材・木製品」が「晴」域、「プラスチック製品」、「機械・機器」が「薄日」域、「金属・同製品」、「紙・加工品」が「曇」域、「食料品」、「繊維・同製品」が「小雨」域の見通しとなっている。
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