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U 調査結果の概要
1.全体の概況
売上高と収益性を合せたDI平均値(前年同期比)については▲11.1となり、前回調査(24年4-6月期)の▲9.6から1.5ポイント下降している。来期見通しにおいては、6.9ポイント下降して▲18.0となる見通しになっている。
売上高DI(前年同期比)については▲9.5となり、前回調査の▲9.7から0.2ポイント上昇している。来期見通しにおいては、6.4ポイント下降して▲15.9となる見通しになっている。
設備操業率については、前期比で「上昇」したとする企業が10.1%、「下降」したとする企業が22.6%で、DIについては▲12.5となり、前回調査の▲3.6から8.9ポイント下降している。
収益性DI(前年同期比)については▲12.6となり、前回調査の▲9.4から3.2ポイント下降している。来期見通しにおいては、7.5ポイント下降して▲20.1となる見通しになっている。
業況(前年同期比)については、「好転」したとする企業は18.7%、「悪化」したとする企業は30.3%で、DIは▲11.6となり、前回調査の▲12.4から0.8ポイント上昇している。来期見通しのDIは、2.7ポイント下降して▲14.3となる見通しになっている。前期比では、「好転」したとする企業が11.0%、「悪化」したとする企業が26.7%で、DIは▲15.7となり、前回調査の▲11.5より4.2ポイント下降している。同じく前期比での業況見通しは、「好転」するとした企業が15.7%、「悪化」するとした企業が25.3%で、DIは6.1ポイント上昇して▲9.6となる見通しになっている。
原材料価格DI(前期比)については▲0.6となり、前回調査の6.8から7.4ポイント下降している。販売価格DI(前期比)については▲9.8となり、前回調査の▲9.6から0.2ポイント下降している。資金繰りDI(前期比)については▲11.6となり、前回調査の▲8.4から3.2ポイント下降している。金融機関の態度DI(前期比)については0.0となり、前回調査の1.0から1.0ポイント下降している。
設備投資実施率については23.7%となり、前回調査より5.2ポイント上昇している。業種別で最も高い実施率となったのは、「プラスチック製品」の50.0%で、目的別では、「品質向上」が40.5%、次いで「増産」が27.0%、「コスト低減」が18.9%、「省エネ」が10.8%となっている。
全体の景況天気図は、前回同様「小雨」となっている。来期見通しにおいては、6.9ポイント下降して▲18.0となるものの、「小雨」域に留まる見通しとなっている。
業種別に見ると、「窯業・土石製品」は19.6と前回調査の「雨」域から「薄日」域へ、「機械・機器」は1.1と前回調査同様「曇」域、「金属・同製品」は▲1.4と前回調査の「薄日」域から「曇」域へ、「プラスチック製品」は▲8.3と前回調査の「薄日」域から「小雨」域へ、「食料品」は▲21.7と前回調査同様「小雨」域、「繊維・同製品」は▲24.3と前回調査同様「小雨」域、「木材・木製品」は▲38.9と前回調査同様「雨」域、「紙・加工品」は▲47.1と前回調査の「小雨」域から「雨」域へと転じている。
来期見通しにおいては、「プラスチック製品」が「薄日」、「窯業・土石製品」が「曇」、「機械・機器」、「食料品」、「繊維・同製品」、「木材・木製品」、「金属・同製品」が「小雨」、「紙・加工品」が「雨」の見通しになっている。
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